コミュタン福島-福島県環境創造センター交流棟

 

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特別企画『タルボサウルス全身骨格標本公開組立』


2016年8月9日(火)より開催される企画展『コミュタン福島に恐竜がやってきた!!』に先駆け、展示の目玉となるタルボサウルスの全身骨格標本の公開組立が行われました。

タルボサウルスはアジア最大の肉食恐竜といわれ、その復元全身骨格標本は全長約7メートル、全幅約2メートルという大きさ!
コミュタン福島へご来館されたお客様が最初に目にする、1階・多目的ラウンジに展示されます。

その巨大さゆえ、組立に必要な足場もこのとおり。
かなり大掛かりなものになっています。


まずは胴体部分の組立。
タルボサウルスの肋骨は、おなかの中に大人1人がすっぽり入ってしまいそうな大きさ。


かなりの重量があるため、滑車を使って吊上げ、設置します。


そして頑丈そうな腰骨と、そこから続く二本の後脚。
この屈強な脚で野山を縦横無尽に駆け回っていたのでしょうか。


次に頭部。見てください、このずらりと並んだ鋭い歯! 今にも迫ってきそうな大迫力です!
スタッフが4人がかりで固定します。




さらに尻尾部分。胴体部分と同じくらいの長さがあります。それにこの太さ!
こんな立派な尻尾で薙ぎ払われたら、場外ホームラン並みに飛ばされてしまいそう…!




最後に前脚。胴体部分や後脚、尻尾に比べると、何ともかわいらしい大きさです。
こんなに小さく短い前脚では獲物を掴んで食べたりはできませんが、しゃがんだ姿勢から前脚を地面について、重心を前方に移動させるために使っていたようです。


そして細部の微調整などを経て……


ようやく完成!






実物は写真以上の大迫力ですので、ぜひこのタルボサウルスを見にコミュタン福島へ来てくださいね♪


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